【PR無し】社会人として、間取り一括請求サービスについて考えてみる。

間取り一括請求サービスはマジでやめとけ

家づくりを始めた方は、だいたい聞いたことあるであろう間取り一括請求サービス
なぜならインスタグラム、Twitter、youtube、ブログ……ほぼすべての媒体でアフィリエイト広告が貼り出され、力強いプロモーションを行っているから。

このサービスは、正しく使えば間違いなく良い方向に作用するものなのでしょうが、各媒体のインフルエンサー、アフィリエイターがあまりにもなおススメの仕方をしているので、本当にそれで良いのかよという視点で色々考えてみたいと思います。

ハサミはうまく使えば大変便利なものですが、危険な使い方を広めまくっている人が多すぎるという話です。

ちなみにこのブログに、間取り一括請求サービスへのリンクは存在しません。

※間取り一括請求サービスについての記事は住友林業施主ブログの雄、kikoristさんの記事がとても詳しいのでそちらを読んでみてください。実務に携わっている方の意見も書かれていて、大変勉強になります。

kikorist日誌
注文住宅の検討で間取り/資料/見積の一括請求はメリットなしの悪手である理由とは? | kikorist日誌 注文住宅を検討していると、ブログ、Instagramなどでしばしば「複数のハウスメーカー・工務店に一括で無料の『間取り作成』『相見積』『資料請求』できるサービス」を紹介...
目次

注文住宅 間取り一括請求サービスとは?

間取り一括請求サービスの仕組み

家を建てたい人がいて、たくさんのハウスメーカーがあって、その間に一括請求サービスの業者が立っています。

その業者へ一括請求の申込を行ったら、業者経由でハウスメーカーへ個人情報が渡り、ハウスメーカーから”おすすめの間取り”が届くという仕組みです。

間取り一括請求サービスのアフィリエイトの仕組み

間取り一括請求サービスの事業者は、この”生活感のあるブログ”のような住宅系のブログやyoutube、instagramなどに広告を貼ってもらいます。

その広告経由で間取り一括請求サービスの申込が発生すると、メディアやSNSアカウントの運営者にお金が入ってくるわけです。たぶん今だと1.4万円くらい。特別単価とかもあるかもしれない。

こういう単価の情報は裏話でもなんでもなく、普通に「タウンライフ アフィリエイト」で検索したら金額を明記した公式サイトが出てきます。

嬉しそうに、間取り一括請求サービスでこれだけ儲けました! とレポしているブログも出てきます。

こちらのyoutuberさんは750名を斡旋できたみたいです。750名×14,000円で報酬は1,000万超! タウンライフドリームですね!

注文住宅 間取り一括請求サービスで得をしている人は?

間取り一括請求サービスの業者さんと、あとは広告を貼っているメディア運営者(インフルエンサー含む)です。

ちなみに不動産屋→ハウスメーカーへの紹介は請負契約の3%とからしいです。(インターネット調べ)

一括請求サービスの業者さんとハウスメーカーの契約がどうなっているのかわかりませんが、結構ガッポリもらってると思います。

もし一括請求サービスの業者を通さず自力でハウスメーカーの門戸を叩けば、この3%(=3,000万の家で90万)は割引に使えたりして?

このあたりの考察は上で紹介したkikoristさんの記事がめちゃ詳しいです。

注文住宅 間取り一括請求サービスで損をしている人は?

間取り一括請求サービスに”お手軽に”申し込んだ人が損をしていると言えるでしょう。

  • こちらから情報を渡してないのに間取りを作れるわけがない
  • 顔も知らない営業マンがいつの間にか担当者として決定
  • 近場の住宅展示場でやっているキャンペーンなどの恩恵を受けられないかも

このあたりが損している理由になるかと思われます。

特に3つ目が盲点の方も多い気がしますが、例えばタマホームがやってるこういうキャンペーン。

https://customer.tamahome.jp/reservation_hp_02/

赤線引いてますが、つまり間取り一括請求サービスでタマホームにタッチしていた場合、このキャンペーンは受けられないんじゃないかと思われます。

お手軽にポチポチ間取り請求した結果、有用性のある間取りはもらえない上に、20,000円を受け取るチャンスがなくなるわけです。
一括請求サービスに手軽に申し込んだ人は20,000円の損失を出して、一括請求サービスはお手軽だよとそそのかした人には14,000円がチャリンと入ってくるわけです。

私なら、タマホームの住宅展示場に予約して行って、20,000円をもらって、営業さんから家づくりの指南を頂きたいです。
その上で合わないのであれば断れば良いですよね。

間取り一括請求サービスを成功させるには

間取り一括請求サービスを使って良い結果を出している人もいます。

一括請求サービス=悪党では決してありません。

良くないのは、一括請求サービスはさもデメリットが無く、画面をポチポチするだけで最高の間取りを作ってもらえますよとウソをついている人たちです。(そうやって訴求できるシステムを作ってる業者が卑しいといえば卑しいのですが)

このサービスをうまく使うには、既に土地を持っている人はしっかりと自分の希望を言語化して、ガスや水道、隣地状況まで含めて土地情報の詳細を記入して申し込みをすることです。

そうして本気で入力した情報を元に、ハウスメーカーはきっと本気で良い間取りを考えてくれると思います。

土地を持っていない人は、このサービスは使わない方がよいでしょう。
普通に考えて、土地が無いと間取りもなにもありませんので。

いつか家づくりを始めるためにとか、なんとなく間取り図を見たいからという本気じゃない姿勢で申し込むと、その時点で担当者がアサインされてしまいます。

普通に考えたらわかることについて

そもそもこちらからお金も時間も情報も出さずにもらった提案に価値はあるのでしょうか。

お手軽、お手軽と言って何も情報を渡さず、何も情報が無いから業者側がコミュニケーションを取ろうとしたら、間取りが来ない!! と糾弾するのって、なにかおかしくないでしょうか?

出典:https://minhyo.jp/town-life

実際に家づくりを済ませたインフルエンサーの皆さんは百も承知の事実だと思いますが間取りを紙の上だけで考えるなんてほとんどの場合は無理な話ですよね。
現地に行って隣地との関係を把握し、汚水桝やフェンス、電柱なども考慮して、駐車場を計画し、借景を切り取る窓を考えて、太陽光を載せるなら屋根の形と日影を考えて、そこからようやくどこに何を配置するかとゾーニングを始めることができるわけで、欲しい設備やLDKの広さをクリックして選ぶだけでもらえる間取りに価値は無いですよね。わかってますよね?

出てきた間取りは理想の間取りなのかもしれませんが、それって持ってる土地に建てられるのでしょうか?
あるいはその間取りを成り立たせるための土地を探すのでしょうか?

確かに手軽にポチポチするだけで請求できるのでラクですが、それで出てきた間取りなんてほとんどの場合は価値が無いし、ユーザーの個人情報を送信してしまった以上、各ハウスメーカーで担当が確定してしまいます。

間取り一括請求サービスを利用するなら、手軽にではなく、持っている情報をすべてフォームに書き込んで、しっかりとプランを立ててもらうべきでしょう。
実際にそれで成功している方もいらっしゃるようですし。

せっかく使いようによっては色んな課題を解決できる良いサービスなのに、
実害のある勧め方はもうやめときません?

注文住宅 一括見積もりのメリット・デメリットのまとめ

利用者アフィリエイター
メリット・暇つぶしの間取り集をゲットできる。
・時間をかけて本気で情報を記入をして申し込めば、しっかりとした担当者がついてくれるかもしれない。
・無料申込が成果発生なので送客が簡単。
・1件の無料申し込みだけで1万円を超える高報酬。
・自分が使ってなくてもおすすめ記事を書きやすい。
・コミットする情報は間取り案だけなので、家づくりの成否の責任を負わなくていい。
デメリット・意識せず個人情報をハウスメーカーにばらまくことになる。
・勝手に営業担当が決まる。
・勝手に決まった営業担当からめちゃくちゃ電話が来る。
・住宅展示場の来場特典が受け取れなくなる。
(タマホームなどから1万円を超えるクオカードをもらえる機会を失う)
・土地の情報などしっかり記入しない限り、もらえる間取りにはなんの意味も無い。
・倫理観を失う。

Apendix

ちなみに家づくり関連の広告マーケットは、高単価案件かつ無料相談が成果発生地点となる美味しい狩場です。
アフィリエイターとしては、無料相談まで送客できれば良いので、ボタンをポチっとさせるハードルをとにかく下げれば良いのです。

中には「家づくりは優秀な営業マンに担当してもらうのがカギ」と言っている一方で「間取り一括請求サービスおすすめ」とそそのかして、適当な営業マンがついて困ってしまった人には「優秀な営業マンを紹介できるよ」とさらに刈り取るエコシステムも構築されています。

詳しくはこちらの記事から。

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