モンベル社の最高傑作
日本が誇るアウトドアブランドであるモンベルを知っていますか。
あと一歩足りない、かなり微妙にダサい、なぜあえてその色を選んでしまったのか、そんなイマイチなデザインの製品を作らせたら右に出るものはいない、あのモンベルです。
デザインはそんな有様ですが、個人的に日本国内の外遊びはモンベルに始まりモンベルに終わると言っても過言ではないと思っているくらいモンベル社を信頼しています。アウトドアをやる人は、モンベル・ユニクロ混合→ノースフェイス→マムート(アイガー)orアークテリクス→パタゴニアorモンベルという感じにだいたい落ち着くとまで思っています。
そのモンベル社がロングセラーとして売り続けている最高傑作「アルパインサーモボトル」を紹介します。なぜなら最近急に寒くなってきて、キャンプでお湯を使うことも増えてきただろうし、我が家の子育てで活躍シーンがあったから。
写真右がアルパインサーモボトル(0.75L)。左は比較のために並べたスタバのボトル
アルパインサーモボトルは、その名の通り冬の険しい登山で使うことを想定された水筒。
重量も非常に軽く、頑丈で、取り回しも利きやすい。なぜ取り回しが利きやすいかと言うと、雪山ではバカみたいな厚手のグローブとハメているから。お茶飲もうっと、と思ってグローブを外したら一気に凍傷になって五指とお別れになるケースがあるからです。だから厚手のグローブを付けたままでもキャップを外し、お湯を注ぎやすい設計になっています。
でも今回はどちらかというと寒い時期にキャンプをするひと向けに紹介したいので、このあたりのハードコアな話はここまでにしておいて、キャンプでの利用シーンなどの話に入ります。
どういうシーンで使うのか
キャンプでお湯を沸かすとなると、3パターンくらい方法があるかなと思います。
- 焚火で沸かす
- バーナーで沸かす
- バッテリーに繋いだ電気ケトルで沸かす
アルパインサーモボトルをお勧めしたいのは、焚火、バーナーで沸かす人たち。
お湯を沸かすシーンはどんなタイミングでしょうか?季節は秋~冬として・・・
テントを立ててひと段落してお茶を淹れるとき。晩御飯でインスタントのスープを溶かすとき。寝る前に炊事場で食器を洗うとき。そして、目覚めと共に夜明けを望みつつ最高のシチュエーションでコーヒーを抽出するとき。
キャンプでアルパインサーモボトルの真価を発揮するのは朝イチです。
朝起きてから、眠気を引きずりながら火を熾してお湯を沸かすとなると少なくとも15分くらいはかかるでしょう。バーナーにしたって、外気温によっては10分くらいかかるはず。
しかし、前日に沸かしたお湯を、モンベル社の最高傑作アルパインサーモボトルに入れておけば、キャップをひねるだけでアツアツのお湯がすぐに使えます!
冷え切った体に鞭を打ちお湯を沸かす手間もなく、すぐにコーヒーを淹れることができます!
なぜなら、アルパインサーモボトルは一晩くらいであれば余裕で温度を保ってくれるから。さすがに100℃を8時間キープとまではいきませんが、公式によるとマイナス20℃の環境で、100℃のお湯が6時間後でも80℃らしいです。
温度は測ってなかったのですが、私も冬の八ヶ岳、以下の環境でその性能を体感済み。
実測
マイナス20℃どころか室温20℃くらいの環境ですが、一応アフィリエイト記事なので信頼性を高めるために実験をしてみました。
比較対象のスタバのボトルが360mlしか入らなかったので、アルパインサーモボトルも合わせて360mlにして一晩放置します。湯の温度は70℃でした。(アルパインサーモボトルは温度計が届くように、一旦600ml入れて温度を合わせて、約360mlまで減らしました。こぼすときに温度は下がったかも。)
スタバのボトルは50℃まで落ちたところ、アルパインサーモボトルは60℃で留まっています。
満杯のスタバボトルに対して、アルパインサーモボトルは750mlの水筒に360mlだけ入れているので、スタバボトルに対して条件が不利な中、上々の数字ではないでしょうか。
長時間温度をキープしてくれるし、真空断熱が効いて外側には熱が漏れず、うっかりさわって火傷!なんてこともありえません。
なので赤ちゃんを連れて少し遠出をするとき、お湯を沸かしてこれに入れていけばミルクを作るのに大変便利だったから、それもアピールしておけと妻が言ってたので書いておきます。
秋冬キャンプの心強いお供にアルパインサーモボトルはいかが
これからの時期のキャンプは最高です。虫は減ってくるし、焚火は気持ちいいし、道中の買い物でおいしい食材がたくさん手に入ります。
その一方で、夜は結構シビアな環境です。気温一桁の夜を寝袋で過ごして、朝起きると霜も降りて空気がキンキンに冷えている。そんな状態で外に放置されていた冷えた水を飲むのはさらに体を冷やしてしまいます。
周りがせっせと焚火を熾してヤカンを火にかけたり、バーナーの音を轟かせてお湯を沸かしている中、あなたは静かにアルパインサーモボトルのキャップを開けて、アツアツのお湯でコーヒーをドリップします。そうして身体を温めてから、ゆっくりと朝ごはんのための焚火の準備に取り掛かりましょう。
お得に買いたい方、絶対にアフィリエイトからは買わないという強い意志をお持ちの方へのおすすめの購入方法
良い商品とはいえ所詮は水筒なので、可能な限り安く買いたい。アフィリンクから買うのは気分的に絶対に嫌だ。そんな方もいるはず。
アルパインサーモボトルはAmazonでも売ってますが、モンベルは公式サイトから型落ちなどのアウトレット商品を買うこともできますので、安い方で手に入れてください!アウトレットがある場合は、Amazonより安いと思います。
モンベルも含め、その他アウトドアブランドを安く買う方法は別の記事にしています。
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