キャンプが好きな人は、とりあえず一度は検討したことのあるダッチオーブン。
あのゴッツい鍋です。超重いフタのおかげで蒸気を逃がさず、鍋の中を高圧&高温で保つというものです。
ちなみに私は持っていないのですが、友人とBBQやったときに鯛の塩釜焼をダッチオーブンで作ってもらってめちゃ美味かったです。
ただし、キャンプやBBQで使うようなゴッツいダッチオーブンはさすがに家で使うことは難しいでしょう。
あまりにも重くて、ガスコンロを傷めてしまうかもしれません。
ちなみに↑のユニフレームのダッチオーブンは5.8kgらしいです。ピカチュウが6kgらしいので、ピカチュウを持ったときの感じを思い出していただければ、どれくらいの重さか大体わかります。(出典:ポケモン図鑑)
そんな中、ダッチオーブン界、そして丁寧な暮らし界を代表するメーカーのひとつであるストウブ社のダッチオーブンが欲しい、と話が家庭内で浮上したので買ってみました。
私が買ったのはこちら。
ストウブのピコ・ココット オーバル 23cmです。
丸いラウンドと楕円のオーバルがあり、万能で使えるのはラウンドだそう。
なぜオーバルを買ったかというと、魚だったり野菜だったりを切らずにまるごと入れやすいというアドバイスを頂いたからです。
ストウブの鍋は”大は小を兼ねない”そうです。
大きな鍋に少量の具材では、容積が余って高圧にならないわけですね。
なので、とりあえず使いやすい20-24cmのラウンド、もしくは23cmのオーバルを買って、そこから沼にハマって少しずつ買い足していく仕組みのようです。
同型異径のものはスタッキングできるみたいなので、収納も安心ですね。
通販で買ったのが到着したら、早々に蒸し料理を作ってくれました。
これは具材を入れて、ごく弱火で15分ほど加熱して、30分ほど放置したもの。
火を止めて30分放置した後も鍋身はアツアツで、さすがダッチオーブンです。
そして驚いたのが無水調理の性能。
今回は野菜(ブロッコリー、玉ねぎ、にんじん、プチトマト)、鶏もも肉、ローズマリーを使いました。
水や出汁、料理酒と言った液体は一切使ってないのですが……
出来上がりにはこんなに水分が出ていました。
これがめちゃくちゃ美味いです。水を加えておらず、野菜や肉から染み出たエキスなので、素材の出汁がめちゃくちゃ効いています。
この美味すぎるエキスは一晩おいて、翌朝コンソメスープにすることにします。
ストウブ鍋の良いところは、とりあえず無心で素材をぶち込んで弱火にかけたら美味しいものができるところですね!
圧力なべとの使い分けも明確のようで、例えば牛すじのような硬い食べ物を短時間で柔らかくするのは圧力なべが得意で、柔らかい食べ物を蒸し焼きのように調理するのはストウブの領分のようです。
これだけ美味しく、そして簡単であれば、私でも適当に野菜を千切って鍋に入れればOKなわけなので、ヘルシーなごはんを美味しくラクに食べることができそうです。
ストウブビギナーですが、これはおすすめです!
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