おうちコープが超イケてるwebサービスに化けていたので紹介したい

目次

※おうちコープの話をします。

NETFLIXはかつて、DVDの宅配レンタル業者でした。
ネットで注文を行い、郵送でDVDを送り、郵送でDVDを返却してもらうというビジネスモデルでした。
しかし世の中の流れの影響で売り上げは激減していく……そこでNETFIXはのちに”デジタルトランスフォーメーション”と呼ばれる手法で劇的な進化を遂げることに成功します。
宅配事業では届かなかった顧客層まで、つまり世界中へと販路を広げることに繋がったのです。

2018-2019年頃でしょうか。日本でもDX(=デジタルトランスフォーメーション)という言葉が流行りました。
しかしそれはフタを開けてみれば全然全くトランスフォーメーションをしていません。
これまでFAXでやり取りしていたのをメールでやってみたり、電卓ではなくExcelで計算してみたり。
そんな状況を揶揄した、日立の自動押印ロボットは結構好きです。

“化石のような上司のDX”という見方をすれば大成功かもしれない。

デジタルトランスフォーメーションとは、ハンコをデジタル化(もしくはロボット化)するとか、手集計をExcel化するとか、そういうことではないんです。
NETFLIXの改革が、例えば”レンタルで映画のデジタル配信”だったら、つまり”DVDの郵送というアナログ部分のデジタル化”だけにとどまっていたら、きっとここまでのインパクトはなかったはずです。
NETFLIXはそうではなく、”映画を決めてレンタルするサービス”から、”好きなときに好きな映画にアクセスできるサービス”にビジネスモデルを変えました。
そうすることで、NETFLIXは膨大なサービス加入者から視聴情報を手に入れ、その分析結果を入荷する映画の選定やオリジナル商品の開発につなげ、より幅広いユーザー層を獲得することに成功しました。
つまりデジタルトランスフォーメーションとは、手法のデジタル化ではなく、デジタル技術の導入によってビジネスに変革をもたらすことを指します。

おうちコープは日本を代表する優良DX案件かもしれない

私のおうちコープの記憶は、毎週届く注文書にマルをつけて玄関先に置いておき、翌週に発注書に従った食材と翌週分の注文書が届く、というものでした。

実家を出て15年近く経ち、私にも第一子が生まれ、なかなかスーパーに行くのは大変になってきました。そこで、いざ私もおうちコープを始めてみると、なるほど結構進化している。
注文書は以前と同じく普通に届きます。
しかし発注書でマルを付けなくとも、PCやスマホのアプリでネット注文することができるようになっていました。

これは便利。ネット注文できるだけでも十分な進化、使いやすさなのです。
しかしこれだけでは終わりません。
私はおうちコープを始めて1週目に、本気のデジタルトランスフォーメーションを感じました。
なんと、タイムセールがあるんです。

タイムセールのときにこんなメールが届く。

これはすごい!!
おうちコープが成し遂げたのは、単なる発注のデジタル化ではありません。
おうちコープは発注をデジタル化することによって、リアルタイムでタイムセールを打つことができるようになっていました!
恐らくこの後ろ側では、その週の在庫状況や売れ筋の分析なども走っているのでしょう。
こうすることで売り上げだけでなく、粗利の改善なども行われているはずです。
おうちコープは、もはやWebサービスとなっていました!!

実際使ってみる感じは?

使い勝手、手触り感は実家のような安心感。
個人的には日本のDXで一番大事なのは、アナログ派を取り残さないことだと思っています。
なんでもかんでも人員削減のために使われがちなIT技術ですが、アナログの窓口は残しておきつつ、デジタルで新たな顧客を獲得していくというのが、日本におけるDXの肝要と考えています。
そういう意味でも、おうちコープの手触り感は好印象。

サービス利用中の流れは以下。

①注文書とカタログが届きます。
カタログはネットでも見れます。

②アプリで注文します。

カタログのナンバーを入れて、数量を選択します。webカタログを直接タップ/クリックしても注文できます。
よくわからないトマトのキャラクターがお礼も言ってくれる。

③ものが届きます。納品書も届きます。
完全非対面の置き配指定もできます。(うちは置き配)

image_67213569.JPG を表示しています

④次に届く日に箱を玄関に出しておけば回収してくれます。

⑤料金は銀行口座からの引き落とし。(クレジットカードはNG)

以下、ループ。

※ちなみにですが! 不要なカタログ、注文書は受け取らない設定もできます
我が家もそろそろ取捨選択しますが、メインのカタログだけは配ってもらおうと思ってます。
子どもを寝かせた後に奥さんとカタログ見ながらコレ良いね! とか話しながら注文するのが楽しいです。

料金について

手数料は以下の感じですが、子どもが生まれたばかりの世帯は送料・宅配料を含めた基本料金はかからないので大変ありがたいです。
一応、サービス利用開始時に500円を払いますが、退会時に戻ってくるようです。(生協なので、預かったお金を運用してるんでしょうね)

3歳未満の子どもがいる場合は、条件なしで完全無料です。

おうちコープHPより。

食材の価格はどうかと言うと、2023年10月神奈川の価格でMサイズのたまご(M)で295円(税抜き)なので、激安ということではありませんね。
大型スーパーのレギュラー価格と同じくらいでしょうか。
それにしてもたまごの値段上がりましたよね……

もちろん食材だけでなく、ミールキットや冷凍の弁当も売ってます。
私が今見ているカタログでは、わかりやすいものでリンガーハットのちゃんぽんが3食で990円(税抜き)なので、弁当は比較的安い印象があります。

おうちコープ超おすすめ

特におうちコープの展開エリアである神奈川、静岡、山梨のうち、子どもを連れてスーパーに行くのはなかなか戦いである……という方には非常におすすめしたいサービスです!

資料請求したら実際のカタログが見れますし、3歳未満の子どもがいる場合はおためしで使ってみるのも無料です。
※退会時に返金される500円は最初に支払う必要があります。

(↓こちらから無料の資料請求を申し込むと3000円分のポイントがもらえます!)


よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次