めっちゃ良い家じゃんと思う瞬間

家に引っ越してきて2ヶ月が経とうとしています。

冬服や本などまだ整理できていないダンボールは残っていますが、あるべきものがあるべき場所へおおむね収まってきました。

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めっちゃ良い家じゃんと思う瞬間

賃貸生活を10年以上続けて我が家へ引っ越してきて、ふと「めっちゃ良い家じゃん」と思う瞬間があります。

それは朝、東の窓が映してくれる借景の影だったり、

左官屋さんの仕事が見える壁のテクスチャだったり、

設計士さんがここは無くさない方が良いとアドバイスをくれた、吹き抜けの窓から見える快晴だったり、

カラタネオガタマの花が季節外れで咲いていた時だったり、

濡れ縁で妻が編み物をしている横で七輪の世話をしている時だったり、

子どもが起きてくる前の整理されたリビングだったり、

ついに立ち上がった息子が、この家でデカくなっていくんだなと思ったり、

そういう、誰の家にでもあるような、ふとした素朴なものだったりします。

建てたら終わりというわけにはいかない

家を建てる、とりわけ注文住宅を建てるというのは、人によっては経験したことのないほど大変で、しかも長期にわたるプロジェクトです。

我が家は一度失敗して、それを機会に家に対するスタンスを改めて整理できたので、後半戦は疲れることもなく良い状態で打ち合わせができたと思います。

SNSを見ていると、建築会社選びで楽しさのピークを迎え、その後は担当営業・設計士とのやり取りにモヤモヤ……家族との温度差にモヤモヤ……着工後の意味不明なトラブルで遂に大爆発……そんな大変な思いをしている人をたくさん目にします。

家づくりに疲れてしまったときは、少し息抜きをして、壁も天井も無いような、景色のいいところでコーヒーでも飲んで、「なんで家を建てようとしてるんだっけ?」って考えてみるのもいいかもしれません。

目的を見直してそれに向かって頑張っていくと、トラブルを乗り越えられるかもしれないし、それ自体も思い出話になるはずです。

SNSやYouTubeばかり観てると、あれもしたいこれもしたいと疲れてきますから、住むのは自分だということを、改めて思い出す時間を作りましょう!

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