2024年8月に引き渡しされた我が家。
性能の数値としてはUa値0.51、C値0.5の家で、高気密高断熱が盛り上がっている中でいうとまあちょっと足りないんじゃないのくらいの性能値かな? というところでしょう。
以下、電気代に関係してきそうな我が家のスペック
項目 | 数字 |
Ua値 | 0.51 |
C値 | 0.5 |
吹き抜け | あり |
換気の種類 | 3種換気 |
給湯 | おひさまエコキュート |
キッチン | ガスコンロ |
太陽光 | 南面4.24kw搭載 蓄電池なし |
その他備考 | 食洗器2回/日 ドラム式・乾太くん併用 |
断熱等級5の家の8月の電気代
8月4日に引っ越してきて、1か月間で電気の消費量は597kwhでした。
うちは3人家族で、私が在宅勤務をしているため必ず誰かが常に家にいる状態で、エアコンも基本は一台をつけっぱなしにて、場合によってもう一台を稼働させるという感じ。
また、食洗器は一日2回回し、洗濯は晴れているときはドラム式で、雨の日や夜は乾太くんで乾かし、750w電源のデスクトップPCを使ってローカル環境でAIをぶん回すという、電気使い放題ライフを満喫していました。
給湯はおひさまエコキュートを使っています。
約600kwh、太陽光パネルによる発電の自家消費を差し引くと約300kwhになるみたいです。
直前まで住んでいた賃貸の7月の電気代は14,572円、437kwhでした。今回は597kwh(買電300kwh)で8,500円くらいです。
電気代の請求が約8,000円、売電量が上のモニタで見る限り4,500円とすると、実質の電気代は4,000円くらいになる計算でしょうか。まあぼちぼち良いのではないでしょうか。
エアコンの運用
今年の運用
2Fの子供部屋が10畳あり、そこの6畳用エアコンを16℃に設定して、ドアを全部開ければ家全体が冷えるという感じでした。
いわゆるF式っぽい運用になるといいなという感じでやってました。
吹き抜けを介して1階のリビングもきっちり冷えてくれますが、ドアを閉めている玄関土間は若干暑いです。
結局、ダクトを使わない全館空調というのは、建具を開けて生活できるかどうかが肝要だと思います。断熱等級7でも、たぶん同じ条件なら同じように玄関土間が暑いと思われます。
換気経路を徹底的に管理した1種換気のC値0.1レベルの家だと、もしかすると建具を閉めても、建具の隙間で空調の融通ができるかもしれません。大事なのは、等級5以上を確保することと気密な感じがします。(なんとなくです)
課題
課題として残ったなと感じるのが湿度管理です。
これはもう3種換気の宿命なのかもしれませんが、湿度がなかなか取れません。
先に述べた子供部屋のエアコンを16℃にして一生懸命除湿して50%台前半までなんとか落としても、子供がその部屋で寝るときはさすがに25度くらいまで設定温度を上げざるを得ず、そうするとたちまち湿度戻りを起こして80%くらいまで上がってしまうこともあります。
私の指定で安いエアコンを選んだことと、3種換気のどうしようもなさが原因でしょう。
来年は素直に除湿器を導入しようかなと思います。
未然に防ぐ対策としては、再熱除湿ができるちゃんとしたエアコンを入れるか、もしくは1種換気を導入するかでしょう。
一番大事なのは日射遮蔽な気がする
さて、盛夏8月は基本的に建具を開放している限りはエアコン1台で過ごせました。
しかし、9月になるとそうはいきません。
日中は子供部屋のエアコンに合わせて、リビングのエアコンも稼働しています。
まだまだ暑いですが、さすがに8月の気温を超えることはなく、しかしエアコンの稼働数が1台増えている……
これは日射によるものだと思います。
日射遮蔽ができている間はエアコン1台で済みましたが、9月になって太陽の高度が下がり、日中の日差しが入ってくるようになるとエアコン1台では足りなくなりました。
簡単に実験してみると、日射が入っている空間は温度が1度高くなっていました。
15:00頃でこれなので、照り付けるような日差しのときはもっと温度差が出そうです。
日射遮蔽は、軒が足りなければタープなどで足せばいいと思います。
うちはタープのリングを軒裏につけて、すだれでもひっかけようかなと思っています。
まとめ
- 夏に関しては断熱等級5でも余裕で戦える。
- エアコン1台でなんとかするために大切なのは、建具をできるだけ開けて空気を動かすこと。
- 大事なのは日射遮蔽(な気がする)。
冬も2月あたりに振り返ってみます!
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