家づくりの流れ(土地購入編)

これから土地を買って注文住宅を建てようと思ったはいいものの、まずは流れを把握するのが大変だったりします。

なぜなら家づくり系の情報はアフィリエイト単価がすこぶる高く、検索結果の汚染度が随一のジャンルだからです。

この記事は、土地を探す際にはここが注意!今なら専門家に無料相談できます!みたいな記事ではなく、まずはどうやったら土地購入まで漕ぎつけられるのかの流れをツラツラと書いてみます。

目次

ハウスメーカーで建てる場合の土地探し

ハウスメーカーで建てる場合は簡単で、営業マンに聞けばいいです。

駅近で条件の良い土地はハウスメーカーが召し上げるので、そのリストから選べばOKです。

工務店で建てる場合の土地探し

問題は工務店で建てる場合です。

工務店は土地を買いつけてストックすることは基本はしないはずですから、本格的に能動的な土地探しが必要になってきます。

まずはここで建てたい!と思った工務店に相談のメールを投げましょう。

私が送ったメールはこんな感じ。

株式会社〇〇様

ホームページを拝見し、ご連絡をさせていただきました。
現在、〇〇市△区・□区、◇市西部で土地探しから始め、新築を検討しております。

もし上記エリアが貴社の施工エリア内でありましたら、
一度ご相談をさせていただきたいのですが、いかがでしょうか。

お手数おかけしますが、ご検討のほど何卒よろしくお願いいたします。

これで返信を待って、返ってきたら日取りを決めて打ち合わせに行けばよいです。

返ってこなかったら探しているエリアが施工エリア外だったということで、その工務店は諦めるか、土地探しのエリアを変えるしかないですね。

次にやることは2つあります。

工務店から付き合いのある不動産屋を紹介してもらうか、自分で不動産屋を探すか。

そして並行して住宅ローンの仮審査を出しておいて、自分の予算を少なくとも自分の中では確定させておくことです。

土地探しの時は不動産屋が敵に見えますし、実際敵の場合も多々あるけれど、自分ひとりでネット上で土地探しをしたって決めるのはなかなか難しいのが現実です。

気になる土地は必ず見に行った方が良いです。

私たち夫婦は共働きだったため、それぞれの仕事が終わってどんなに疲れていても22時に合流して夜な夜な土地を見に行きました。

そうすることで勘所みたいなものが養われてきますし、条件が完璧な土地って無いんだ、ということをバッチリ覚悟することができます。

そうなってくるといよいよ決断です。

完璧な土地はハウスメーカーの手中に落ちています。
だから我々はこれくらいの条件が揃えば購入しよう、という決断をしなければなりません。

そして、最後は即購入・・・ではなく、工務店に見てもらった方が良いです

この土地が気になっているが、家は建てられそうかと確認しましょう。

私の場合は下記の感じで相談をしました。

株式会社〇〇工務店様

お世話になっております。

〇〇不動産様より、良い土地を提案頂きました。

南側道路で日当たりも良く、整形地で、土地としての条件はとても良いのだと思います。

購入を検討しているのですが、相談させてください。

※不動産屋からの土地情報や仲介サイトのURLでも貼り付けておく※

敷地としては南に道路のある38坪の整形地なのですが、延床27坪の総2階、クルマ2台と、

ちょっとした庭(4~5畳程度?)くらいは実現できそうでしょうか?

もちろん、実際に土地を見てからでないと正確なことはわからないとは理解しているのですが、ご助言いただけますと幸いです。

いま出ている土地は見尽くしたので、おおむね問題無さそうであれば購入を決めたいと思っています。

お手数おかけしてしまい申し訳ございません。

ご確認のほどよろしくお願いいたします。

擁壁のボロさだったり、借景の切り取り方だったり、自分ではわからなかったことが工務店には見えています。

そして不動産屋にとってカモネギだったあなたは、工務店にとっては大事な見込み客です。

見込み客から数千万をもぎ取るためには、まずは家を建てられる土地を購入させなければならないので、工務店は土地購入に関しては全力で味方をしてくれるでしょう。

工務店からお墨付きをもらったら、素早く決済しましょう。

どうせ理想の土地は現れないのだから、決断は早い方が良いです。

そうしてうまく一番乗りで手付金を払うことができれば、不動産屋に従って銀行でローンの手続きを進めるとよいです。(本当はここから怒涛のタスクが発生するが、それはまた別の記事にする)

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